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ビートルズと謎のクルマ達 (日本公演編) [ザ・ビートルズ]

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台風に行く手を阻まれ夜明け近くになって、やっとビートルズの4人を乗せたJALのDC-8-53、
JA8008“MATSUSHIMA”は羽田空港のA滑走路に降り立ちました。
この瞬間から数千人の警察官を動員するという、
海外からのアーチストの来日公演としては異例の厳戒態勢が敷かれたのです。
今の時代ならまるで冗談のような出来事ですが、本当にあった話なんです。

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ちなみに、このブリキのDC-8は野村トーイ製、
同じDC-8-53ですが、よく見るとわかるようにJA8009“志摩”という機体です。
Bコレクターとしては、機体番号が1番違いというのが残念ですが、
ジェットエンジンらしい音と4基のエンジンが赤く点灯しながら、
ゆっくりタキシングするという優れモノです。(笑)

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おなじみタラップを降りる4人ですが、
このJALのハッピを着てもらうのにはそれなりの苦労があったようです。
後に、この画像がどれだけ長い間使われたことか・・・
当時の客室乗務員の努力が報われましたね。
もっとも、ビートルズの4人はこういう“コスプレ?”は好きでしたが・・・(笑)

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機内でハッピを着たポールが、スチュワーデス(今のCA)に手紙の事を聞いている様子、
当時の恋人ジェーン・アッシャーにあてた手紙らしいです。

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くつろぐジョンとリンゴですが、ハッピのJALと日航の文字が逆なのに気付いたでしょうか・・・
当時、リンゴは他のメンバーより小柄だという情報がJAL側に伝わっていて、
女性用?とか識別のため?とか諸説あるようですが、
リンゴ用は別に用意されたようです。
いずれにしても、ファーストクラスの客に提供されるものとは違う“誂え”だったようですね。

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当時のロードマネージャー、マル・エバンスが持ち帰ったものがアメリカに現存します。
気のせいか高級そうに見えませんか?(笑)

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これは、我がBコレクション収蔵品(笑)のJALハッピです。
最近JAL自ら復刻したグッズの中のひとつです。
もちろん“染め”ではなくプリントですし、材質もそれなりですが・・・
公認のコピー品ですから、ある意味貴重かと(笑)

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ユルイBコレでもひとつぐらいはホンモノがあると言うところを・・・
御覧のように古いJALのバッグですが・・・

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ロバート・ウィテカーの写真集の表紙ですが、
ジョンの足元にあるこのバッグが見えるでしょうか?

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閑話休題。
さてこの後ビートルズの4人は、A滑走路から直接羽田空港を後に首都高に乗ります。
ここで、ミスター・ムーンライトが流れるわけですが・・・ちょっと待ってください。

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このキャデラック、どう見てもリムジンには見えませんね、
『品3す0562』の薄いピンクのキャデラック・デビルは、某保険会社の社長のクルマで、
当時、数台のキャデラックを用意するように言われたプロモーター側が借りたものです。

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窓の配置などから車種と同じミニカーは見つかったのですが、
こんな渋いツートンカラーなんです・・・
それでは・・・
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画像処理で変身させてしまいましたが、こんな感じですね。
さすがに加工は息子の手を借りましたが、なかなかの出来でしょ(笑)

こんな金持ちがバカンスに行くようなキャディを、
きちんとしたスーツ姿の運転手がハンドルを握っているのも面白いですね。

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当時、警視庁は海外からの要人来日を想定した訓練と言う名目で、
特別に大規模な警戒態勢を敷いたようです。
で、当初はメンバーとスタッフ、関係者を3台のキャデラックに分乗させる予定でしたが、
このピンクに4人が乗り込んでしまったようです(笑)
しかし、よく見るとどうも薄いピンクと言うより白に近い色にも見えますが・・・

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どうやら純正色にあったようです、となるとやっぱりドラエモンのクラウンと被っちゃうのかなぁ(笑)

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さあ!皆さんご一緒に、ミスタアァァァァ ムゥゥンラァ~ィット ~~♫

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直後を追走してくるのは当時最新のタテ目のキャデラック、
良く見ると緑ナンバーのハイヤーですね。
かなりスピードが出ているのと道路の中央を走っているのもわかります。
もちろんこれは首都高が通行止めになっていたからですが・・・
マネージャーのエプスタインが、日本はクルマが少ないと言ったというのはこの時ですね(笑)

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’66フリートウッド・ブロアム、キャデラックの最上級セダンですが、
ランドートップ風の飾りが付いたリモではなさそうです。
当時、羽田にはVIP用にこんなハイヤーがあったみたいですね。

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そして前を走るのは、クラウンの警察車両の次に『3け2337』ナンバーの’56キャデラックリムジン。
これも個人ナンバーなので、どこかで調達したものでしょう。
このクルマはこの後とてもよく出てくるのです。

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なぜ10年も前のキャデラックが頻繁に使われたのかは謎ですが、
ホテルと武道館の往復はいつもこのリムジンでした。
車内が広い割に窓が小さくて、プライバシーが保てたせいかもしれませんね。

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俯瞰で見ても長大なクルマですね。
クラシックな内装も落ち着いたデザインで好みだったのかも・・・

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それにしてもこの年代のエルドラドは“濃い”顔をしてますね(笑)
で、このリムジンのミニカーを探したのですが、
この年代のキャデラックは2ドアやオープンばっかりで・・・
富の象徴はどうも派手な方へ向いたみたいですね。

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さらに良く見ると当時の警察車両も興味深いです。

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これはエブロのミニカー、クラウンRS21のパトカーとなっていますが、
正しくはこの時代にクラウンのパトカーはありません。
トヨタパトロールFS-20と言って強化したクラウンのシャシーに、
ランクルの6気筒3900ccエンジンを積込んだ専用車両です。

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こちらもクラウンベースのFS-20と思われますが、ボディの塗り分けが変わっていますね。
しかもテールフィンには1900のエンブレムが・・・
このモデルは小スケのリアルエックス(ヨーデル)です。

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このサイドラインは輸出仕様にはあるのですが・・・
パトカーとしての塗り分けが実在したかは?です。

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もっとも、画像にもあるようにすでにベース車は40系のクラウンに移ってきています。
ただ、まだエンジンはF型6気筒OHV3900ccが搭載されていました。
従って形式はFS-40となり、もちろんトヨタパトロールが正式名です。

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警備上の打ち合わせでしょうか、パトカーの周りに凄い人数の警察官ですが、
FS-40のボンネットが開いているのがわかりますか?
無線機の電源を確保するためにエンジンは掛けっ放しだったのですが、
大排気量のエンジンのオーバーヒートを防ぐためだったと思われます。

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さすがにFJ-20ランクルは古めかしいですが、
古いモデルペットがドンズバの“いい味”を出していますね(笑)
さらに左に見える幌に窓の開いたトラックは多分人員輸送用でしょうが、
タイヤの位置から低床と思われ、車種が気になりますね(笑)

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救急車?と消防司令車?の写真を、ミニカーで再現してみましたが・・・
同じなのは色だけみたいな感じの出来です(苦笑)

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安価に’60年代のレア車を作ってくれるトミカ(ヴィンテージ)は楽しめていいですね。

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以前ジョンのホテル脱出を書きましたが、
ジョンはカメラマンのウィテカーになりすまし、わざわざ変装までして出てきたのに、
例のピンクのキャデラックで骨董屋巡りをしてファンにばれてしまい、
やっとの思いでホテルにたどり着いたんでしたよね。

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それにひきかえ、ポールは正攻法でロードマネージャーのマル・エバンスと二人で、
どうしても外の空気を吸わないと気分が悪くなると、警備の警察官に訴え、
許可を受けて“黒っぽいトヨペット”でちょっとその辺まで散歩に行きました。
その“黒っぽいトヨペット”がRS-40のクラウンだったのかは不明ですが・・・多分(笑)

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皇居前広場に付いた所でクルマを降りて歩き始めたのですが、
後をつけてきたマスコミ関係者が次第に多くなり始め、
ほんのわずかな散歩はあっけなく終わってしまいました。
これには、ポールもかなり不満げだったようです。

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一刻も早く、何事も無く終わらせたいと思う警備陣による“努力”の結果、
無事羽田まで“護送”されてきた帰りの一行です。
先頭は空港のコロナライン、2台のトヨタの後は‘56年キャデラックそしてピンクのデビル、
黒のクラウンの後ろはFS-20のトヨタ、黒と白/黒のトヨタ・・・
キャデラック以外は見事なまでのトヨタ一色(笑)
そしてDC-8-53 JA8006“Kamakura”(鎌倉)に乗って日本を去って行きました。

クルマを中心にした切り口でビートルズを書くことは、思いの他至難の業です。
脱線に次ぐ脱線で今回も豆知識の外へ出ることはできませんでしたが・・・(笑)
テレ東『なんでも鑑定団』に登場した4人のサインが入った“内張り(天井)”は、
どっちのキャデラックのモノなんでしょうか?

おまけに、もひとつ豆知識を・・・
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「ジョン・レノンとビートルズ」というジュリアンが書いた父の思い出と、
残したもの、集めたものをまとめた写真集です。
もちろんギターも興味深いですが他にも面白いものがありました。

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小さなホンダ・モンキーに無理やり2ケツする親子の図です(笑)
オヤジの背中にしがみつくジュリアンが可愛いですね。
当時近所に住んでいたリンゴの家にも良く行ったそうです。

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ウチにあるのはリアがフットブレーキのZ型ですが、
ジョンのは通称“両手ブレーキ”のA型ですね。
この型はリアがリジットなのでそこそこ怖いです(笑)




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コメント 17

conta

いつもながら素晴らしいコレクション、感服いたします。
以前、お宝鑑定団でキャディラックの天井にサインした時の布地がでてましたね。
by conta (2013-04-21 10:36) 

ベアトラック

素敵な切り口の特集ですね。

ビートルズの来日は、かすかに覚えています。
タラップを降りてくる時の法被姿、日本武道館の前座がドリフターズだったことが、個人的にはとても印象的でした。
by ベアトラック (2013-04-23 06:49) 

1275GT

contaさん

ここのタイトルにビートルズとうたっているのに、
ネタはとんでもなくヲタクっぽいものばかりで・・・(笑)
そういえば最近ギターも出てきませんね。

あのキャデラック、完全な状態で残っていたら、
博物館入り間違いないでしょうね。
by 1275GT (2013-04-24 08:25) 

1275GT

ベアトラックさん

たった1回きりだったTV中継はしっかり見ました。
まだモノクロのTVしかなかったもので、
色付きで見たのはビデオを買った後でしたが・・・(笑)

見たことも無いギター(エピフォンカジノ)に、
興味津々でした。
by 1275GT (2013-04-24 23:43) 

1275GT

Aちゃんさん

nice!有難うございます。
by 1275GT (2013-04-24 23:50) 

komakura

ビートルズ愛に溢れている記事は、素敵です(^○^)
私はブートのライブインジャパンしか知りません笑
by komakura (2013-05-02 00:52) 

1275GT

narup-4さん

nice!有難うございます。
by 1275GT (2013-05-03 18:35) 

1275GT

komakuraさん

日本公演の音源は厳しく管理されていて、
出来の悪いビデオが出るまで待たなければなりませんでした(笑)
妙に慣れすぎて下手な演奏ですが・・・
それでも思わず涙したものです(苦笑)
by 1275GT (2013-05-03 18:48) 

親知らず

初めて御邪魔します。
pnさん→narup-4さん経由で飛んできました。
おぼろげな記憶がここで鮮やかに甦り、素敵な時間を過ごさせて頂きました。
ありがとうございます。
初来日の時の(?)彼等の似顔絵が描いてある販促品のスリッパが
実家のトイレサンダルに!というとんでもない思い出があります。
ああ、勿体ない!
by 親知らず (2013-05-05 18:07) 

1275GT

親知らずさん

はじめまして、ようこそ“無駄に深い世界”へ(笑)
チケットが手に入らず、仕方なく級友の脱走を手助けしたのも、
記憶の片隅に僅かに残るほど遠い思い出です。

販促品は数多くありましたが、マッシュルームカットのカツラ、
プリント入りの女性用のパンツ等がレアでしょうか?
まぁ、どちらも売れ行きは良くなかったらしいので、
現存数は少ないでしょうね(笑)
人格を疑われるので身につけはしませんが、見てみたいですね(爆)
by 1275GT (2013-05-05 22:02) 

ちんたん♪

このところタイムマシーンに乗っていたりで
コメントが遅れましたが、相変わらずの濃い記事で・・・

ジュリアンはテールランプに座ってますよねこれ?(笑)

チケット本物ですか?えっ!?ご自身の分???
by ちんたん♪ (2013-05-12 22:58) 

1275GT

ねこざかなさん

いつもnice!有難うございます。
ヴィンテージがランクルだけというのはちょっと寂しいですね。
放出したダイヤペットやモデルペットが懐かしい・・・(笑)
by 1275GT (2013-05-13 22:46) 

1275GT

ちんたん♪さん

タイムマシーン・・・?乗り換えですか?
もう少し時間が自由になるなら、やってみたい事は山積してます。
仕事を減らすと小遣いも減るシステムなもんで・・・(笑)

そう、ヒゲオヤジの股間はタンクの上にあります(爆)

このポールのサイン入りチケットは雑誌の付録で、
以前鑑定団にも出たことがあるそうです。
一目で偽物と分かるのにね(笑)
by 1275GT (2013-05-14 23:42) 

1275GT

空の Rayさん

nice!有難うございます。
by 1275GT (2013-05-29 21:39) 

あんあん

初めまして。あんあんと申します。
本日のブログ記事作成作業をしている中で、ビートルズが来日の際に着ていたあの吉原繋ぎのハッピ姿写真を探していました。

期待以上の貴サイトを見つけ、早速写真を使わせて頂きました。
事後承諾ですが、よろしくお願い致します。
by あんあん (2015-01-31 19:00) 

1275GT

あんあんさん

初めまして、よろしくお願いいたします。
写真、ドウゾと言っていいのか・・・
ワタシも借り物なので(苦笑)
手持ちの資料から撮影したものです。
ファーストクラスで実際に使われたものも見ましたが、
今のノベルティ物とは違いしっかりした高級な作りでしたね。
最近ポールがツアー用に作ったと思われる羽織?というのに遭遇し、
紋が「丸に違い鷹の羽」と言う難物に頭を抱えています。
by 1275GT (2015-03-25 21:23) 

Alex Milner


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by Alex Milner (2017-02-10 17:21) 

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